お母さまの学び

4さい児グループでは、子どもだけでなくお母さま自身も、子育てや衣食住にまつわる学びを深めていく機会を持ちます。

羽仁もと子は、選集『おさなごを発見せよ』等、家庭教育についての随筆の数々において「幼児教育の要は母親自身の在り方」である、ということを繰り返し訴えています。ですから、母親自身が衣食住を通して、子どもが生活習慣を自然と身につけていけるような環境づくりをしていくことも、子どもたちの教育と同様に大切なことと考えています。

お食事はお母さまが作ります

例えば、集合日のお食事。お食事は、子ども達にとって楽しみな時間でもあり、大切な生活教育の機会でもあります。ですから、めいめいがお弁当を持ってくるのではなく、お母さまが交代で作る食事を皆でいただきます。献立とレシピは京都友の会が長年培ってきたもの。仲間どうしで協力して準備をし、その日の食事を作り上げていくことは、お母さまにとっても、幼児の食事のよい研究の場にもなります。

また、集合日に子どもたちが使うリュックやエプロンなども、お母さまの手作りです。一年を通して、その他いろいろなものを制作する機会がありますが、こうしたこともまた生活勉強のひとつと考えています。

“ルートを知らされずに走るマラソン”

子どもたちには、二学期の途中まで、お母さまが食事を作っていることを知らせません。また、お母さまにも、年間を通して子どもたちのためにどんなものを制作するのか、あるいは、4さい児グループにおいて、母と子にどんな体験や学びがあるのか、前もって詳しくお知らせすることはありません。

あるお母さまが4さい児グループの一年を“ルートを知らされずに走るマラソンのようでした”と表現されていました。これは「子育てにおいて常に新鮮な驚きを大切にする」という考えに基づいています。事前に予備知識を持って不安を払拭しようとしがちですが、4さい児グループでは、親も子も、新鮮な体験をすることで、過程を楽しみつつ、より良く成長することを願っています。

それぞれの思いを共有する場

4さい児グループでは、月に一回、父母会を開いています。そこでは、子育てについての読書や意見交換をします。子どもの様子、子育てにまつわる悩みや気づきを親同士が共有することで、自身の子育てを振り返る良い機会となります。指導者も同席しますが、積極的にアドバイスをすることはありません。あくまでも親自身の「気づき」を大切にしています。

また、京都友の会においても、お母さま同士の意見交換の場や、子どもの生活をよりよくするための環境づくり、生活技術を学ぶ機会がたくさんあります。共に学びあいましょう。

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