4さい児グループのあゆみ

京都友の会は「自由学園幼児生活団の教育を京都でも実践したい」との会員の願いの元に、1941年、「京都友の会幼児生活団」を開設しました。1999年より京都友の会幼児生活団の教育を継承する「京都友の会4さい児グループ」として、一年間の幼児教育をはじめました。

「よく教育するとは、よく生活させること」

『婦人之友』を創刊した羽仁もと子は、自らも家庭において子どもを育てる一方で、1921年に創立した自由学園での教育を通して、よく生活させることこそ、教育の基礎であることを確信し、その実践から得たものを『家庭教育篇』『教育三十年』に著しています。また自身の教育観を、1938年に各地で開催された「幼児生活展覧会」で「幼児期の教育の本拠は各々の家庭にある。保育の責任はどこまでも両親にある。それを補い、積極的に助けるために、週一回子ども達が集合し、生活するところを」と広く世に訴えました。

翌年の1939年、自由学園幼児生活団が創設されました。その背中を追いかけるように、各地の友の会でもさまざまな幼児への取り組みが始まりました。京都友の会4さい児グループもそのひとつです。1941年に発足し、そのやり方は時代によって少しずつ変わってきましたが、創立者・羽仁もと子の思想の原点であるキリスト教の精神を大切に受け継いでいます。また折に触れて自由学園幼児生活団の助言を受けています。

現在、羽仁もと子の精神を引き継ぐ幼児教育の実践の場として、東京に自由学園幼児生活団(3年間)、自由学園幼児生活団通信グループ(1年ないし2年間)、全国に12ヶ所の友の会幼児生活団(3年間)と8ヵ所の4さい児グループ(1年間)があります。

年表~設立より75年を迎えました

昭和14年(1939年) 東京にて自由学園幼児生活団創設
昭和16年(1941年) 左京区吉田河原町の友の家にて京都友の会幼児生活団発足
昭和19年(1944年) 第一回の卒業生を出す。戦況悪化に伴い一時休止へ
昭和24年(1949年) 再開
昭和34年(1959年) 友の家が左京区鹿ヶ谷へ移転する
平成11年(1999年) 幼児生活団から4さい児グループに変更
平成14年(2002年) 友の家の建て替えに伴い大津友の会友の家をお借りして運営
平成16年(2004年) 新しくなった京都友の家にて再スタート

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