生活講習、本日開講。

京都友の会には「生活講習」なる一年間のプログラムがあります。説明書きには「衣・食・住・家計など、生活の基礎になる技術と考え方を学ぶ場」とあります。

食の分野はごはんの炊き方にはじまり、おもてなし料理、おせち料理まで。衣の分野は日々のお洗濯から、ちょっとむずかしい衣類のお手入れまで。お掃除や収納、家計簿についても学びます。古風にいうなら“花嫁修業一式”。カリキュラムを目にするたびに、いつも適当にしてしまってるな~ちゃんと勉強したいな~と思うものの、まだ子どもが小さいし…と諦めておりました。でも、この春から思い切ってトライすることに決めて、今日はじめて講習を受けてまいりました。そして、初回から数え切れないくらいたくさんのことを学んでまいりました。

第一回は、まずお鍋でおいしいごはんを炊くこと。丁寧にお出汁をとること。このふたつがメインテーマだったでしょうか。献立はこんなふうです。

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主菜:炒り鷄 副菜:分葱とお揚げのぬた
汁物:かき玉汁 主食:白ごはん
デザート:抹茶羹

すてきな献立です。どれも、とっても、おいしかったです。適当に作るのと、ポイントを押さえて丁寧に作るのとで、こんなに違うものかと一同痛感。

どんなことを学んできたのか・・・、そのほんの一部をご紹介します。

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絹さやの青ゆで。いつもなんだか茹ですぎてふにゃっとさせてしまってました。 塩もみ(塩をまぶしてやさしくなじませる)したのちに、さっとお湯にくぐらせます。その時間は10秒~20秒くらいだったでしょうか。バットに重ならないよう広げて、予熱で火を通すとともに、水分を飛ばします。
美しく、しゃきっとした歯ごたえで仕上がりました。

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分葱は茹でるのではなく、丁寧に酒炒り。お揚げは油抜きしたあと、キッチンペーパーで水分をとります。こうすると水っぽくならないそうです。また、分葱、お揚げ、湯せんにかけて砂糖を溶かした酢味噌、すべてが同じくらいの温度に下がったところで和えます。これも水っぽくならない工夫。
ひとつひとつ丁寧にすることで、こんなにおいしくなるのですね。

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たっぷりの昆布とかつおを使った一番出汁はおすましに、二番出汁は主菜の炒り鶏に。
昆布は細切りに、かつおは粗く切って薄味の佃煮にします。炒り鶏で使ったしいたけの軸を刻んだものとごまも加えて。

写真はないのですが、かき玉汁の卵の落とし方。これはすぐに復習してマスターしたいと思うことのひとつ。沸騰したお出汁(ぐつぐつではなく、ふつふつくらい)に、卵を静かに落としていくわけですが、その卵が底にたどり着く前にふわ~っと浮き上がってくる状態を保ちます。お出汁には一切触りません。片栗粉の割合は、卵1個に、片栗粉小さじ1+水大さじ1。薄味のおいしいお出汁にふわふわ卵。最高ですよね。そうそう、白身がなかなか切れなかったので、ざるで漉すという丁寧なひと手間もかかっています。

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昼食のあとには、包丁の使い方、野菜の切り方も習い、これもまた目から鱗の連続。基本って大事だなあとしみじみ感じて、講習は3時に終了です。まちがいを恐れずに思い切りやる、まちがいに気づいたらきっぱりと改める、を胸に刻んで、一年間しっかり学びたいと思います。

(洛東方面浄土寺最寄・さ)


*生活講習は途中からの参加も可能です。詳細はどうぞこちらをご覧ください

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